贈り物。
かつての私は人から何か物を贈られたり、ひとに贈ることがとにかく苦手であった。
他人の"買ったもの "が自分の人生に組み込まれることが恐ろしかったし、自分の贈り物が誰かの生活の中に居座ることのが不気味であった。
なんやかやあり現在。
私は人に贈り物をすることがどうやら好きらしいことに気付いた。と言っても贈り物するひとは限られる。パートナーと2.3人の友達程である。
私の物欲は凄まじい(Amazonのほしい物リストが136件沈殿されている)し、お金に余裕があるわけでもないのに、なぜ人のために物を買ったり、作ったりするのか。
誰かを思って何か選んで贈る行為は、自分の手元には何にも残らないけれど、心の満たされ度合いが、自分が欲しいもの買った時を軽々と上回るからなんですよね。
物の金額とか、そんなことどうでもいいんですよ。
贈った相手が少しでも喜んでくれたらそれだけで救われるんです。
良きクリスマスをお過ごしくださいまし世の愚か者達よ。