喫茶店の孤独

茶店は孤独の塊である

食事時になると残るのは孤独な者だけだ

本を読むもの

勉学に勤しむもの

パソコンのキーボードを叩くもの

虚空を眺めるもの

その中で限られたものだけが何もしないという美徳を得ることができる

何もしないものは実に高貴だ

限られた時間という資本をただ無に向かって消費する

これが高貴でなくてなんだろうか